奨励金に釣られ英語勉強を再スタート!日常の僅かな時間で勉强した41歳

40代英語失敗

英語の勉强って、社会人になって通勤時間や仕事が終わってからのプライベートな時間で習得するのは中々骨の折れるものです。

あなたと同様な思いで勉强をされておられる方がきっとどこかにおられるはずです。もし独りで勉强して悩まれておられるなら、仲間を見つけてみてはいかがでしょうか?

会社の奨励金に釣られて英語勉強を再スタート

 

みなさんこんにちは。システムエンジニアとして働いている41歳の女性です。就職して以来ずっとシステムエンジニアの仕事をしていて、歴は19年になります。

システムエンジニアの仕事はシステムの開発。そもそもシステムエンジニアの仕事に英語のスキルなんて必要なの?って皆さん思われるかもしれませんね。

正直、今の私の実務において英語は99%必要ありません!ではなぜ社会人になって英語を勉強しようと思い立ったかと言いますと勤めている会社の上層部が社員の英語力を重視していたからです。

海外事業にも積極的に取り組む会社にもかかわらず社員の英語力が低い。平均的な英語力を高めるために、英語系の資格(TOEIC、実用技能英語検定)の取得状況によって奨励金を出します!

と会社から通達が出ました。もともと英語は嫌いではなかったのもありましたが、「お金がもらえるなら…!」と、ちょっと邪道な理由で英語を勉強しようと決意したのです。

邪道と言いましたが、一例として実用技能英語検定1級合格で15万円、と聞いたらなかなか魅力的だと思いませんか?まぁ英検1級はなかなか難易度が高いというのもありますが…。

それに仮に資格取得には至らなかったとしても、受験したTOEICのスコア次第で人事評価も変わってくるというような評価制度だったので、勉強して損はないなと思い、あらためて社会人として英語の勉強を再スタートしました。

日々の生活の忙しさの中で僅かな時間で英語を勉強

 

実は学生の時に英語の勉強はしっかりしていたので、基本的な文法や日常会話は問題なくクリア。ただ学術的な英語(論文を読むとか)やビジネス英語になると途端に理解力が半減するといったようなレベルです。

私の目標は英検1級の取得とTOEICのスキルアップだったので双方の資格に共通して必要とされる長文読解の能力をつけていくことを目標にしました。

恐らく最も有効な方法は日ごろから沢山の英語の長文を読んで慣れること、読むスピードをつけていくことです。ただいかんせん、学生と比べて社会人が勉強する際のデメリットは時間がないこと。

日中は仕事をして、私の場合は一人暮らしだったので帰ったら家事を片付けて、つかの間の休憩をしていたらもうあっという間に寝る時間、そして朝…。

休日は休日で、平日頑張って働いている分発散したいので、友人と遊びに行ったり好きなだけ寝たりといった具合で勉強時間の確保が難しかったです。休日に勉強時間を確保しなかったのは私の意識の低さもあるのですが…

そこはストレスを溜めないのも社会人の大事な仕事、と言い訳しておきます。そういった状況と心情のなか、私が長文読解の能力をつけるために行った勉強方法は出社してから始業までの時間を英語の長文を読んで問題を解く時間に充てるというもの。

いわゆる「スキマ時間の活用」です。もちろん、仕事終わりにも勉強の時間は取りましたが、残業状況によっても取れる時間は日によって変わってくるので

この出社してから始業までの時間(少しだけ早めに出社して、だいたい30分は確保していました)は必ず勉強すると決めていましたね。そんなに長い時間でもないし、1日のルーチンに組み込んでしまえば特に苦に感じることもありませんでした。

30分×5日で1週間に2時間半のペース。決して多くはない勉強量ですが、おかげで継続することができました。

具体的な目標と共有出来る仲間が無かった事が失敗原因

 

こうやって「スキマ時間」を活用して勉強していけば次第に英語力も上がっていくだろうし、そのうち英検だって取得できるはず…なんて思っていましたが、そんな甘いものではありませんでした。定期的に受験していたTOEICは毎回スコアが伸び悩み。

英検は模擬問題を解くも全く点数が取れず、受験にも至らず。こうも成果が出ないと、無理なく続けてきたこの勉強法も無駄に時間を浪費しているように感じてきて…

結局望むような英語力アップが図れないまま辞めてしまい、私の英語力向上計画は失敗に終わりました。学生時代に英語を勉強していた時はしっかりと結果が出せていたのに…!

最初は、やっぱり社会人はなかなか時間が取れないから仕方ないのかな、と思っていたのですが、私の勉強法には失敗した他の理由が潜んでいました。

それは「勉強仲間を作らなかったこと」と「段階的な目標を定めなかったこと」にありました。振り返れば、学生時代はこの2点をしっかりクリアして英語の勉強に望めていました。

同じように英語を頑張って勉強している友人が何人もいて、TOEICのスコアを競い合ったり応援しあったり。私はこうやって勉強しているよ、と勉強法を共有したり、時には一緒に勉強したり。

そして、「TOEICで600点超える!」と目標を立て、それをクリアしたら「次は650点、700点…。」と目標を上げていっていたことを思い出しました。

それに比べたら、社会人になってからの「スキマ時間」勉強法はただ時間を確保して勉強しているだけ。無理なく継続出来ていたので「ちゃんと勉強した感」はあったのですが、英語を上達させるぞ、というモチベーションがまず低かったのです。

勉強仲間を作ることと段階的な目標を定めること、この2つは、忙しい社会人だからといって出来ないものではありませんよね。この点をしっかり意識して英語の勉強に取り組んでいたら、結果はもっと変わっていたかもしれません。

失敗を踏まえ具体的な目標設定と共有出来る仲間を作る

 

我々社会人、少ない時間で効率的に勉強することはもちろんとても大切です。ただやはり勉強に対する意識、頑張っていこうという気持ちが継続しないと英語力はなかなかついてきません。

また、英語の勉強は継続が大事とは言いますが、気持ちが入らないままただ時間を確保して勉強を続けてもダメです。「英語の勉強仲間を作る」、「段階的な目標を定める」ことで、ストレスを溜めず、前向きな気持ちと意識で英語の勉強に打ち込めます。

同じ社内に同じように英語を勉強している同僚が居たり、普段仲良くしている友人で一緒に英語の勉強を頑張ってくれる人が居たりすれば

パーフェクトですがそうでなくても、社会人ESS(English Study Society)や、勉強管理アプリ(学習時間の記録や、同じ資格を取得することを目標としているユーザーと交流ができるアプリです)などで英語勉強仲間を見つけることは可能です。

こうやって仲間を見つけることが出来、少しずつ段階的な目標を定めることが出来たら仕事のない休日にも勉強しようかという気力が湧いてくるはずですし、望む結果にもつながりやすいです。

他者と比較すること小さい目標を達成したかどうか定期的に確認することは、自分の英語力のアウトプットにもなりそこからまた自分の英語力向上のための課題を見出すことが出来、とても効率的です。英語の勉強仲間を作ること」と「段階的な目標を定めること」、ぜひ試してみてください。

 

奨励金に釣られ英語を再スタート!手法を誤った41歳女性まとめ

✔奨励金に釣られて英語勉強を再スタート
✔日々の忙しさの中で僅かな時間で勉強
✔目標と仲間が無かった事が失敗原因
✔目標設定と共有出来る仲間を作る
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