TOEICのテストは前半のリスニングセクションと後半のリーディングセクションの2部構成からなります。今回は後半のリーディングセクションに焦点をあてご紹介させて頂きます。
現在も満点を目指して勉强中のOLさんにリーディングセクションの勉强の仕方を書いて頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
もし読まれて何か新たな気付きとなりましたら、是非日頃のお勉強に取り入れてみてください。
戦略的にTOEICの勉強法を考え効率よく学習する
こんにちは 私は44歳で専門商社にて海外営業部に所属するOLです。営業さんがもらって来た仕事案件を輸出するための事務をしております。今までに転職を2回経験しており、求職活動中と在職中併せて合計8回TOEICを受験しております。こんな時期ですので、去年の夏よりTOEICに向けに勉强を再開しております。残念ながらTOEIC受験の抽選には外れてしまいましたが、諦めずに勉强は継続中です。
私が最初にTOEICを受験したのが大学時代でした。確か410点だと覚えています。これまでの私の勉强の仕方をご紹介したいと思います。現在は満点を目指して勉强中です。皆さんもそれぞれの目標に向かって頑張って勉强をしてください。
私が考えるにTOEICの勉强法はある種のパターンがあると思っています。リーディングセクションに関して言いますと、短文穴埋め問題のセクションと長文穴埋めセクションは知らなければ考えても分からない問題も少なくありません。ですので時間をかけるべきではありません。
ここのセクションは文法と単語の知識が問われます。もしここで分からない設問があった場合には一か八かの直感で次に行く事をオススメします。ここで時間を取り過ぎると、最後の読解の時間が限られてしまいます。最後の長文読解のセクションの攻略は、下記の”有効な時間を効率よく活用するリーディング勉强法”をご参考ください。
無理せず自分のレベルに合わせ特化した勉强をする
まずは私の失敗談をお話したいと思います。明確な計画でテスト日までに何をどれだけ勉强するのかという事を準備していました。そしてそれに沿って勉强をしていたのですが、自分の中で「もっと、もっと」と張り切ってしまい途中でくたびれてしまい、勉强を辞めてしまっていました。明らかなオーバーワークでした。
一日の目標以上に単語を覚えたり、より多くの時間を費やして読解を頑張ってました。身の程をわきまえて、自分に合ったペースとレベルの勉强をせねばなりませんでした。一番大切なのは継続する事です。継続してやっていくうちに楽しくなるポイントが幾度か訪れます。
自分の中で「あれっ、私って以前はこんなに分からなかった」と進歩を自覚できるタイミングがあります。継続していれば必ずと言っていい程、訪れますので諦めずコツコツと積み重ねが大事です。
特にリーディングに関しましては、自分で設定した目標との戦いかもしれません。非常に地味な勉强だからです。これに関しては自分で工夫をして、気を紛らす勉强も取り入れました。私の場合は映画の字幕を英語で表示して読んだり、YouTubeの字幕があるものも活用したり、ビートルズの曲も覚えたりもしました。いずれも気分転換に良く単語を覚えるのにも頭に入ってきやすかったです。
有限な時間を効率よく活用するリーディング勉強法
TOEIC公式の出版本等を買って、より実践的なテストを想定して勉强をする方法も試してみました。私なりのTOEICリーディングの攻略法をご紹介させて頂きたいます。あくまでも自己責任(笑)にてお願いいたします。
根っからの文系な私ですので、あまり深く掘り下げずに自分に出来そうなやり方で勉强しました。この他にも失敗したものは数知れずあります。結局は学生時代のテスト対策的なやり方が合っていたような気がします。
単純に読む速度を上げてみました
これはみなさんも同じだと思いますが、少しでも速く読む事を試してみました。ですが、速く読むことにどうしても意識が行ってしまい、文章の意味を理解出来ずに、再度読み返す事となり結局は時間が掛かってしまってました。
ある程度の速さが求められるために、速読が失敗だっという訳ではなく、意味を理解する事が何よりも最重要です。私の場合はこれが欠落してました。
読む精度を上げてスピードUP
急がば回れではありませんが、速く読む事を意識するよりも、如何に正確に読んで理解する事の方が結果的に読み返す時間を減らせるので、より速くなる事に気づきました。これは自分を如何に落ち着きそして集中出来るが大きなポイントです。
これは特に最後のパートの長文読解には本当に良かったです。テストの終盤ですので、時間的にも焦ってしまいますし、何度も読み返したくはありません。なるべく速く切り抜け、次の問題に取り掛かりたい時間帯です。
スキャンニングという逆転の発想
私はネットサーフィンで見つけたスキャンニングという拾い読みをする方法で勉强を繰り返しました。これは逆の発想で、先に本文ではなく問題文を読みます。そして自分が探すべき情報を考えるというやり方です。
例えば、場所や登場人物などのキーワードや頻度を表す言葉などです。そしてその単語の周辺のみを読み拾っていく方法です。素早く見渡すやり方です。要点だけを抑えてそこから、本当に欲しいものだけを得るやり方です。完全にテスト対策のやり方ですね。これには慣れるまでに時間が掛かりました。これも長文問題で有効なスキルとなります。
スキミングというテクニック
これは文章を斜め読み方法です。日本語で本を読むのと同じやり方です。大筋の意味(流れ)をつかむための素早く全体を読むやり方です。このやり方は、リーディング最初の方に出題されます、
「正しいものと誤っているものを選べ」という問題で有効で、又段落ごとの関係を問う問題でも有効となります。
このやり方をもう少し応用になりますと、段落の最初と最後の文だけ読むという方法もあるそうですが、私はチョットそこまでは冒険出来なかったです。
リーディングセクション攻略のオススメサイトTOP3
1. The Japan times
日本語と英語のどちらでも読む事が出来ます。まずはどのレベルの方にも教材としてオススメが出来ます。他の英字新聞色々とありますが、英語学習をする方向けに少し簡単な言い回し等を使って書かれていますので、迷った時は先ずはコレです。内容も日本の事ですので、入りやすいかと思います。
2. THE WALL STREET JOURNAL
The Japan timesよりも一段も二弾も文章・内容共には難しくなります。ですが、英語、日本語そして中国語までありネットでサブスクライブ出来ます。私が新聞が好きな理由は単に英語の勉强をするだけでは無く、書かれている視点が日本のどのメディアとは違う位置にあると言う点です。大変興味深いです。もちろん現在も愛読しております。
3. The Economist
もし900点以上を狙う方ならこのレベルになります。ネット上でも記事を読む事が出来ます。題材が国際政治や経済ですので、ビジネスパーソンに読者が多く記事の内容も非常にレベルが高い事で有名です。もしこのレベルに挑戦されたい方には本当にオススメです。

TOEICで高得点を狙うのなら、TOEICに特化した勉强はしない方がいいという方もいらっしゃるようです。理由はリスニングとリーディングをインプットといい、スピーキングとライティングをアプトプットといい、アウトプットを繰り返した方が記憶に定着しやすいとの事です。
目指すところは同じかもしれませんが、それまでの過程が人それぞれです。ご自分にあったやり方を見つけて毎日勉强する事が何よりも重要です。
目指せ満点!アラフォーのためのTOEICリーディング勉强法まとめ
最後に要点をまとめておきます。
✔無理せず自分のレベルで特化した勉强
✔有限な時間を効率よく活用する勉強法
✔セクション攻略のオススメサイトTOP3