様々な失敗から学び僅かな成功をし失敗を恐れない40代日本人ビジネスマン

40代英語失敗

日本人が海外とビジネスをする際の商習慣の違いは少なくありません。

ゴールは同じでも達成する進め方や考え方が異なるため当然です。

海外とのビジネスで日本人あるあるの失敗談です。成功例もご参考にされてください。

海外とのビジネスは失敗は当然でまたその繰り返し

私がビジネスにおいて実際に体験した失敗をご紹介したいと思います。失敗体験から何かを学び、そしてその後の成功や達成に繋げるための礎になるため、失敗は経験しただけ引き出しが増えると自分に言い聞かし、失敗を恐れずに日頃から色々とトライアンドエラーの毎日を過ごしております。

ですが、直ぐにそうなれた訳でもなく最初は典型的な日本人で失敗しないように心がけていました。それは言うまでもなく、上司から怒られ評価を下げてしまうからでした。

しかし海外とビジネスをするには私の姿勢は全く逆効果で、全てを改めなければなりませんでした。実際の仕事での経験を通しての自分の築いた数々の失敗の代表例と僅かな成功例を記したいと思います。

海外との取引がある会社にお勤めの方には共感して頂ける部分、ご賛同頂けない部分もあるかと思いますが、最後まで読んで頂けると幸いです。

最初から成功は無理。失敗だらけでも全然大丈夫です

ビジネスの実践的な場において、私の数ある失敗のいくつかを紹介させて頂きます。

  • 絶対的な英語力が不足している

日本語でもビジネスの場での商談や会議では緊張します。ですがそれが英語になると尚更緊張してしまうのは仕方がないです。

そして自分のリスニング力が乏しいがために、ある会議にて重要な単語が一つが分からないために議論の全体像が掴めない状態で、非常にヤキモキする事がありました。

今でも忘れないdepreciate【動詞】〜の価値を下げる、〜を減価償却する等、という単語。以前に勤めていた会社でその単語一つが分からないがためにおおよそ2時間の間ずっと落ち着かない時間を過ごしたのは今でも忘れません。

自分の前でその単語がずっと使われるのですが、手を上げてその単語の意味を聞く訳にもいかず、会議が終わった後に辞書で調べ、自分が情けなく感じた事は一生忘れることはありません。

  • 大勢の前で英語での発言が恥ずかしい

やはり日本人は人前で自分の意見等を発言するのは苦手です。ましてや間違った英語の文法や表現で笑われたくない、恥をかきたくないと思うと一層発言に躊躇してしまいます。

そして自分の理解が間違っており、的を得ていない発言をしてしまっては、その後ずっと尾を引いてしまいます。では最初から発言しない方が得策だとなります。

以前アメリカ人から聞いた話しとして、会議の場で発言しないのは、参加していないのと一緒もしくはやる気が無いと捉えかねないと聞いた事があります。会議の場では積極的な態度が評価されるようです。当たり前かもしれませんが…

私のみならず、周りの日本人も全く同じ傾向で、みんな一生懸命ノートをとっています。それは黙り込んでしまいますね。これは学校教育の影響が非常に大きく影響していると思われます。

  • 電話での会話

これは未だにどうしても慣れません。どちらかと言うと嫌でこれまでも極力避けてきました。そして今でもそれはあまり変わりません。やはり商談や展示会などでのFace to faceの会話ではないため身振り手振りのジェスチャーも無理です。

100%自分のスピーキング力だけで説明するので、電話を掛ける前は気が重く、又呼び出し音が鳴った時には瞬間的に心拍数が上がった様にも思えます。

私は電話よりもネット回線を使った動画での会話の方が姿が見えるため、自分から電話を掛ける必要がある時は何かとSkypeを使って話す様にしています。苦手な中でも自分のやり易い方法を見つけ出すのも大切な仕事術です。

  • 英語の発音でとても聞き取りにくい

私が担当するお客様にインド人の方がいらっしゃいました。インド訛りの英語を聞いたことがある方は分かると思いますが、非常に聞き取りづらいです。

正直最初の頃は、何を言っているかさっぱり分からないので、適当にYes yesと返事していた時期もありました。

もちろん英会話学校等で習う英語の先生の発音からはかけ離れたものです。社会人になり海外に関わる仕事でこれが一番衝撃的な経験でした。ご経験のある方なら、これを理解してくださる方は少なくないかと思います。

そして、このインド人が私の上得意客の一つでしたので、かなり連絡も密に取る必要がありました。ですがその都度、憂鬱にならざるを得ませんでした。Could you repeat that again please? (もう一度言って頂けますか?)を繰り返し聞かざるを得ません。

ですが、あまりにもこれを繰り返してしまうと相手を怒らしてしまう事は言うまでもありません。なぜかインドの方はお国柄でしょうか?電話での会話を好みます。本当に頻繁に掛けてきます。表示されるインドからの国番号を見る度に、ドキッとしておりました。

数々の積み重ねた失敗を礎にほんの僅かな成功例

失敗した数は星の数ほどあれど、成功の数は長年やっていてもほんの僅かです。その僅かな成功のために失敗を繰り返していると言っても過言ではありません。

  • 自身の行動を積極的にしました

とにかく失敗を恐れずに積極的に行動した事でした。上記での失敗から取り組みを始めました。会議やミーティングではチョットあからさまではありましたが積極的に意見しました。

ある日突然思い立ち始めたので、もちろん英語力の変化はありませんので間違っていて当然です。そして後にこの積極性が高く評価をされた事もありました。

もし日本の社会で積極性を押し出すと、日本人なのに日本人らしく無いと周りからは思われるかもしれません。ですが外国人にとっての信頼度はグンとあがります。バランスが難しいところですね。

  • 会話は順序立て筋を通して簡潔に

これは日本語と英語では順序が異なるため、使い分けが必要かもしれません。日本語は説明や理由を先に述べ、その後に結論を言う事が多いです。ですが、英語を話す時にはまず結論から入り、Because(なぜなら)の説明するのはもちろんですが、なるべくMake senseと思って貰える様に、会話の筋立てを考え直しました。

英語でロジカルシンキング(logical thinking)と言うそうですが、論理的に筋道を立てて話す方法です。日本語での表現をそのまま直訳し伝えると、答えは合っているが途中の計算式が少し違う数学の様なものでしょうか?

  • とにかくコピペの繰り返し

もしあなたの周りの同僚、お客様さん、同業社等で誰でもいいです、これは良い!使える!と思ったら即コピペです。一番効果的で恐らく皆さんそうされておられます。

これは特にメールを書く時のライティングには一番有効な技がコピペです。これを読まれている方もご経験があるかと思いますが、この文章、この言い回しが良いと思ったら即自分のものです。

ビジネスも英語も数々の失敗の繰り返しの積み重ね

失敗を積み重ねて自分の引き出しが一つ一つと増えて行き、後に同じ様な事があった場合には上手く対処出来ると思っています。失敗の種類の多さ=引き出しの多さかもしれません。

私の英語に関しても完璧には程遠い英語力です。ですので日常から意識的に勉強をしていないと英語力は低下してしまいます。やはり継続的にやっておかないと一度錆びついてしまうと、再生に時間を要します。

英語は継続する人が上達への近道かもしれません。みなさんも今出来ないから辞めようと諦めるのではなく、是非継続して取り組んでみてくだい。

様々な失敗から学び僅かな成功をし失敗を恐れない日本人ビジネスマンまとめ

✔海外ビジネスは失敗当然でその繰り返し
✔最初から成功は無理失敗だらけで大丈夫
✔数々の失敗を礎にほんの僅かな成功例
✔ビジネスも英語も数々の失敗の繰り返し
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