英語勉強のキッカケは社内での昇格のための昇格試験
48歳の男性で、映像機器メーカーで営業をしています。 私が英語を勉強しなくてはならかったきっかけは、社内での昇格試験でした。
それまで昇進・昇格するためには、過去の実績や人格、将来性・能力が重視されてきたのですが
この10数年で英語の会話能力も昇格の必須条件となりました。
具体的にはTOEICで650点以上の点数を取らないと、昇格試験・面接に合格しても、昇格できないような仕組みになってしまったのです。
そのために英語能力が必要になりました。 しかも、この数年で海外の企業との商談があったり、展示会等でも海外からの招待客が訪れて
英語によるコミュニケーションの場面が増えてきたことも、英語を勉強する必要に迫られました。
特に私が勤めている会社では、外国人の採用枠もあり社内でも日本語だけでなく、英語で会話をする機会が出てきています。
重要な会議はまだ日本語で行っていますが、外国人の取引先からメールで問い合わせがあったり
Web会議・テレビ会議も外国人が参加する機会が増えており、ますます英語のニーズが高くなってきた感じがあります。
このようなことから単なる昇格試験の条件だけでなく
実務的な場面でも英語の必要性が高まってきたことも勉強をするきっかけになっていくのでした。
思い描いていた実力よりあまりにも低い英語力に愕然
英語の勉強を開始した時は、TOEICで350点というレベルの語学力でした。
学生の時に興味本位で英会話教室に通った経験があり、日常英会話では少しができるかと思っていました。
街中で外国人に道を尋ねられても、たどたどしい言葉ではあるもののなんとか相手に意思を伝えることができていましたし
海外旅行した際には英語で基本的なコミュニケーションを取った経験もありました。
そんなことから、少しながらも英語力があると思っていたのですが実際にTOEICを受けてみると
思った以上に点数が低いことに愕然としました。
しかし、英語の勉強をするにも英会話スクールに通う時間が少ないためにリスニング専用のCDを購入して
その内容をスマホにダウンロードして通勤電車の中で聴くようにするようにしたのです。
この教材は「聴くだけで英語が上達する」という触れ込みでPRしていたのですが
これだけでは上達度がイマイチはっきり分からなかったのでオンライン英会話でも勉強することにしました。
オンライン英会話は忙しい毎日の中で、英会話スクールに行く時間がない自分にとっては、
帰宅後いつでもできるというメリットに着目して受講するようにしたのです。
通勤中の電車の行き帰りはスマホで録音した英語のCDを聴きながら
帰宅後がオンライン英会話を夜23時から40分程度受けるサイクルを作りました。
但し、オンライン英会話が毎日ではなく週2回のコースを受講。
このサイクルを半年間続けることになります。
この他に会社でも外国人の社員と積極的に会話する機会もあったのですが
さすがに気恥ずかしさが先行してしまい、自分だけで勉強することにしたのです。
リスニングCD、オンライン英会話にて勉強するも失敗
リスニング用のCDの聴き流しで英語の勉強を始めてから、3ヶ月程経過した頃にどの程度の
ヒアリング力が身に付いたか再度TOEICを受けてみました。
すると、点数は400点まで上げることができたのですが、社内にいる外国人社員の話している言葉を正確に理解することができませんでした。
そのために聴き流すだけの教材では英語力を高めることは難しいのかもしれないと思ったのです。
これがまず英語の勉強を失敗した理由の1つです。 そのためにそこでその後から受講し始めたオンライン英会話も
それから以降、半年続けて受講しレッスンをしていったのですが、ここでもあまり上達していないなと感じました。
というのも、講師の言っている内容がキチンと理解することができないからでした。
オンライン英会話を受講する前に、自分の英語力レベルをチェックするステップがあったのですが
私の場合、初級レベルの英語力だったために一番レベルの低いコースで受講をしていました。
それから半年後で講師が語りかけてくる中身を100%理解することはできないと思っていたものの
半分も理解することができなったことで、自分の英語の勉強方法が失敗したかと思ったわけです。
リスニングCDの聴き流しを始めてからTOEICの点数は400点になりオンライン英会話を始めてから
500点近くまで点数を伸ばすことができたのですが、その後に何度か受けても点数が大幅にアップすることがありませんでした。
むしろ400点を大きく割り込んでしまうこともあり、本当に英語力を高めることができなかったと思ったのです。
CDによるヒアリング勉強、オンライン英会話による会話力とヒアリング力の勉強をしたのですが
これまでの自分の勉強方法は、決して正しい方法ではないと痛感したわけです。
同じレッスンを受けても継続と予習・復習が上達への道
会社の同僚の中には、私と同じようにオンライン英会話のレッスンを受けて英語力を高めている人もいました。
しかし、そのような成功している人の勉強方法を尋ねてみると、少なくともオンラインのレッスンを1年以上続けていました。
しかも、仕事が終わり帰宅してから、すぐに英語サイトにすぐにアクセスしてレッスンを受けても、決して効果が出てこないというのです。
同僚はレッスン前にどのような内容で勉強をするのか、しっかりとレッスン内容を予習していたのです。
そしてレッスン後にはその日のうちに復習を行って、どのようなことを勉強したのか、チェックしていました。
まさに学生時代の勉強方法と同じなのですが、このように予習・復習を愚直に繰り返すことで
確実にその日に勉強した内容を覚えていくような勉強方法を取っていました。
しかし、私がオンライン英会話を受講する時には、まったく予習をせずにぶっつけ本番的な受講の姿勢だったので、全く身にはずがありません。
ただ漠然と英会話のレッスンを受けていただけで、上達することがなかったのです。
したがって、社会人が英語を勉強する場合、オンライン英会話でも、スクール形式の英会話教室でも、しっかりと予習・復習を行い
英語の勉強を少なくても1年以上が継続すべきです。
社内での昇格を目指し英語の勉強を始めた48歳男性まとめ
✔思っていた実力よりも低い英語力
✔CD、オンライン英会話にて勉強も失敗
✔レッスンの継続と予習復習が上達への道