社会人になりワーキングホリデーを決心するも英語短期習得型で大苦戦49歳

40代英語スピーキング

カナダへのワーキングホリデーに出たのが英語勉強のキッカケ

 

皆さんこんにちわ!現在アパレル会社で働いている49歳のおじさんです。

私が社会人になって英語の勉強をしようと考えたキッカケは、ワーキングホリデーでカナダへ行くことになったからです。なぜ、カナダかというと、子供のころ見た洋画の1シーンがきっかけです。

その映画の中でバッファローの大群が草原を駆け抜けていったシーンが忘れられなく、いつの頃からか自分自身の目で野生のバッファローを見たいという気持ちなったのです。

そのチャンスがある日訪れ、カナダへ行く決心をしました。カナダに行くことが決まり、カナダ大使館やワーキングホリデー事務局に足を運ぶようになりました。

当たり前ですが、そこに行くと外国人がたくさん出入りしています。事務局である時、外国人とすれ違い思い切って話しかけてみました。

最初の挨拶までは良かったのですが、英語が口から出てこなく話が続かない。その間がなんと恥ずかしかったこと。そこで改めて「俺って英語が話せない!」と思い知らされ、英語を勉強する決心をしたのです。

今考えればなんと恐ろしいことか。外国に行けば英語はなんとかなると、軽い気持ちでいた自分が恥ずかしい。何を差し置いても、まずは英語を話せなければ、カナダで働くこともできない。

カナダで働けないと、バッファローを見つけるまでカナダに滞在することが出来ない。そんな理由で、社会人になって英語を勉強することになったのです。

スタート当初の英語のレベルは中2。そこからのスタート

 

英語の勉強をスタートした時の英語のレベルは中学2年程度。中、高、大と英語の勉強をしたはずなのに、英語が全く話せない。

ワーキングホリデーでカナダに行くため英語を勉強しようと決心したのは良いが、とにかく時間がない。英語の学習方法を選ぶ条件として、短期で英語をものにできるもの。

そこで、選んだ学習方法は某大手英語教材会社が主催する「ネイティブスピーカーと2週間一緒に寝泊まりしながら勉強を学ぶ」といったプログラム。20万円と決して安くない費用ではあったが、背に腹は代えられぬと思い応募しました。

宿泊場所は都内の一戸建て。日本人5人と外国人7人の計12人の共同生活。これで俺も英語が話せるようになるんだと期待に胸を膨らませる。

2週間の共同生活のルールは日本語禁止。夜は英語の講師が来て2時間の英語レッスン。昼は自由で外出OK。部屋は日本人と外国人のペアの二人部屋。私のペアは28歳アメリカ人のフランクでした。

彼はとても無口で、自分からはあまり話さない。私は無口ではないが、上手く英語が話せなかったため、ほとんど会話がない状態が続く。

夜の英語のレッスンは26歳カナダ人の講師。英語の教え方は良かったのですが、わずか2時間ほどのレッスンだったため1週間過ぎても英語は上達しませんでした。

日本語禁止の生活だったため、わずかではあるがヒアリング力はついたと思う。しかし、英単語も英文法もすっかり忘れていて、1週間たっても英語が話せるようになりませんでした。

そんな状況のまま2週間が過ぎ、結局最後までほとんど英語が話せないままプログラムは終了する。20万円支払い2週間かけて、外国人と一緒に過ごしましたが英語を習得まではいきませんでした。

英語の環境に自身を追い込むと上達出来ると勘違い

 

私が行った英語の勉強で失敗したと感じた理由は、2週間日本語を話さない環境に追い込んでも英語を話せるようにならなかったこと。もちろん、英語のプログラムが悪いのではなく自分自身の英語に対する甘さがこのような結果になったのです。

2週間外国人と一緒に暮らした中では、立食パーティーなどもありました。立食パーティーでは参加している7人の外国人と自由に話す機会があり、英語の成果を試すチャンスでもあった。

パーティーで、ニュージーランド人の男性に話しかけられ、最初の2分ぐらいはなんとか話が続いた。しかし2分すぎるとそれ以上英語が出てこない。そればかりか話を深堀していくと分からない単語が沢山出てきて話の内容がわからない。

結局パーティーでは外国人とコミュニケーションをとるまでに至らなかった。日本語を話さない環境に追い込まれれば、勝手に英語が話せるようになるなんて今から思えば甘い考えでした。

そもそも、短期間で英語をものにできるなんて、虫の良い話はないですね。確かに、外国人と会話をする機会が多ければ、度胸もつくし、耳になれる。

しかし、それもある程度まで。この英語学習プログラムに参加する前は、外国人と一緒に暮らせれば2週間で英語が話せるようになる。とワクワクしましたが、実際一緒に生活すると、慣れない生活のためめちゃくちゃ疲れる。

疲れると英語を勉強しようとする気が失せる。勉強をしなければ、結局は英語が上達しない。そんな悪循環のまま、時間がたつだけのプログラムでした。

今から思えば、英語の勉強方法の前に自分自身の英語に対する心構えが甘かったと言わざるを得ません。自分自身の心構えが一番の問題だったことに気づきました。

長く続ける事が英語上達のポイントで短期間での上達の近道はなし

 

英語をはじめとする語学はそんな短期間でものに出来ません。日本語を使わず英語だけで話すようにすれば自然と英語は話せるようになる。英語を耳にすれば、聞き取れるようになる。というのは一部の人だけです。

英語を身に着けるのに、近道はない。言い換えれば、日ごろから少しずつでもコツコツと積み重ねていけば英語は身につく。私のように短期間で詰め込むのではなく、時間をかけてゆっくり身に着けていくことが英語を習得する一番の近道です。

今、英語の勉強方法は沢山の手段があります。どれも一長一短がありますが、結局どの教材が良いかよりも自分自身が英語をいかに楽しめるかがポイントです。

長く続かないような勉強方法では身につきません。また、楽しくなければ長く続きません。語学は勉強するというよりも、毎日食事をするように英語という栄養を毎日楽しく摂ると言った心構えが良いですね。

その気持ちをもって英語を始めれば、きっと長く続き、気づいたときには英語が話せるようになります。私も失敗を繰り返し遠回りもしましたが、最終的にはなんとか英語を身に着けることが出来ました。

やっぱり英語が話せるようになると、世界が広がり、何より楽しいです。ぜひ、英語を身につけ世界を広げてみてください。きっと今までにない刺激を受けることでしょう。

ワーキングホリデーを決心!英語短期習得型で大苦戦まとめ

✔ワーキングホリデーが勉強のキッカケ
✔スタート当初の英語のレベルは中2
✔英語環境に追い込むと上達すると勘違い
✔長く続ける事が英語上達のポイント
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