大学を中退し41歳で英語を独学で始めTOEIC855点獲得した都内男性

40代英語独学

皆さんこんにちは。

私は都内で中堅の旅行業者で働きます45歳の会社員です。現在私の業界は本当に大変な時期にあり、既に職場を離れた人も少なくありません。正直私も明日は我が身と思いながらもこの文章を書いております。まさかこんな日が来るとは思っていませんでしたが、私がこれまでに勉強して来た経験をお話いしたいと思います。

私はこれまで旅行業界に長年いながら、英語に携わる部署にいなかった訳ではありませんが、お恥ずかしい話、勉強は全くして来ませんでした。国内の部署にも長年おり、海外部には企画等を主に手掛けていましたので、お客様にアテンドする搭乗は入社後2〜3年のみでした。では、そんな私がなぜ40歳を過ぎて英語を始めたのかをお話させて頂きたいと思います。

今から4年程前に遡るのですが、私の同期がハワイ支社に転勤になった事が英語を勉強するキッカケとなりました。私も長年勤めていが会社で、何か目標を失いこのままこの会社で定年を迎えるのか?と毎日同じような日々を送っていたところの青天の霹靂でした。

その同僚は英語が堪能なため、ハワイに行く事になったものの、私は置いていかれた気分になり、これを機会にと思い英語を独学にて勉強する事を決めました。

英語の独学にはとにかく目標を設定する事が必須条件

私の場合、英語を勉強するキッカケが積極的なものではありませんでしたので、とにかく最初はどうしようかと、何から始めれば良いのかも全くわかりませんでした。ですが、今考えると最初から目標を自分で決めて、それに向けて日々を勉強していれば、苦労も幾分軽減出来たかと思います。

恐らく皆さんもそうだと思うのですが、勉強をしていると必ず苦しい時期がやって来ます。これに苦しめられ、やる気を削がれます。そして挫折して辞めてしまう人もいるかと思いますが、精神論が好きではない私ですが、ここは精神論と工夫で乗り越えてみてください。

私の場合はTOEICを目指して勉强をしていましたが、具体的な点数は掲げていませんでした。理由は何回か受験してみて都度点数が上がれば自分の向上がそこに出るものと考えたからです。

独学の良いとこもでもあり悪い点かもしれませんが、自分に甘くも厳しくも出来ます。やる気がある時と調子が良い時には問題はありませんが、どうしても勉强をしたくない気分の時や、調子に乗れない日には、全く何もしない事もありました。中途半端にやってもどうせ頭には入ってこないので、自分を甘やかし全く何もしない日々もありました。

もしやる気が出ないが、現状を打破したいと思った時には、私のやり方ですが下記の事を試してみてください。

    1.  英語字幕で映画をみる。気分転換のためが主な理由です。
    2.  英語アプリを試してみる。特に相手と会話の出来るもの。(有料で安価なもの)
    3.  英語を勉強している仲間を見つける。SNSや書き込みサイトにて。

これらはどれも私の気晴らし的なやり方ですが、これが原動力だったかもしれません。そして最初は課題を多くしない事も大事です。最初を飛ばしがちですが、後半にくたびれてしまいます。私の場合は毎日必ず少なくとも30分(最大90分)は勉強し、単語も毎日一つ覚える事にしていました。

英語の独学には失敗を繰り返してこそ成長がある

いくら勉強をしても自分の成長を実感出来ずに嫌になる事があります。例えば、毎日単語を覚えて頑張っているものの、英字新聞に出ている単語の多くが見たこともなく文章が理解出来ない等、一つも二つも上のランクを見てしまうと自分との実力とのギャップを目前にして嫌になってしまいます。

ですが、英語を勉強している限りは誰しもが同じで、この繰り返しで少しづつですが、読めるようになります。言い換えれば知らない単語が減っていきます。

誰しもそうですが、勉強を始めた頃のモチベーションは高いものです。ですが時間が経つにつれ、そのモチベーションが下がっていき、それを支えてくれるのは「自分が成長している」という実感しかありません。この実感を感じる事が出来たら継続がしやすくなります。

私の場合は、洋書を読む事もやってみました。ペーパーバックと呼ばれるものをネットで調べて初心者向のものを買いました。最初読んだ時は単語ごとにほぼ各駅停車で、全く先に進む事も出来ずもちろん意味も理解出来ずでした。結局1つの章だけで挫折しました。

その次は、BBCの短波ラジオでの勉強を始めました。インターネットがこれだけ進んでいる現在ですが、あえてラジオでどれだけリスニングが出来るか?と挑戦してみましたが、やはりラジオは映像とテキストがなくこれも2つ目の挫折となりました。

今振り返りますと、これらの失敗があったからこそ成長出来たのだと思っています。当時は自分に合う勉強の仕方を手探りで探していました。そしてこれらは当時の自分の英語の実力に即したものでは無く、挫折するのも当然である事が今はわかります。

英語の独学でのオススメ勉強法3選

基本的な文法を理解する

まずは基礎である中学生で習った基礎の文法を理解することです。この理解度が深まるとリーディングで点数アップが見込めます。英文法のメカニズムを理解することによって、リスニングとスピーキングとの相乗効果が生まれます。特にスピーキングでは顕著に出てくるかもしれません。私の場合は中学生向けと高校生向けの英文法の本をそれぞれ買い、基本から勉強をしました。リーディングセクションで90%を取れたのは、文法の基本を勉強をした事が少なからずあるかと思います。

単語を最低2,000語は覚える

どの単語でもいいと言うわけではありません。最重要語から始める必要があります。そしてこの2,000語という数は高校2年生くらいまでに勉強する単語の総数に匹敵するらしい。又、言語学者によると英語を適切に理解するには2,000語を覚える必要があるとのこと。TOEICテストでも単語の意味が分からず、問題を解けなかった人がいるかと思います。私の場合は必ず一日一つの単語を覚えてようにしました。詰め込んで覚える方法は私はオススメしません。一度にたくさん覚えるやり方を私もやってみましたが、あまり頭に残っていませんでした。

英語発音はネイティブのコピペ

発音だけではなく、独特な言い回しも含めて全てコピペがいいと思います。スピーキングはTOEICにはありませんが、私はリスニングにも有効だと考え勉強しました。上記で単語を勉強する際には必ずその発音記号を確認して、weblio辞書等のネットで発音を聞きシャドーイングで覚えました。ただスピーキングに関しては必ず話す相手が必要ですので、アプリやネットでご自身に合うものを探されることをオススメします。因みに私はCambly(キャンブリー)をちょくちょく試していました。

 

大学を中退し41歳で英語を独学で始めTOEIC855点獲得した都内男性まとめ

最後に要点をまとめておきます。

✔英語の独学は目標を設定する事が必須
✔独学は失敗を繰り返してこそ成長がある
✔独学でのオススメ勉強法3選
1.基本的な文法を理解する
2.単語を最低2,000語は覚える
3.英語発音はネイティブのコピペ

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