思いもよらぬ異動で英語を始める事になってしまった製造業47歳男性

40代英語スピーキング

会社の人事による配属でこれまでになかったスキルを求められるとか、以前の部署とは大きく会社での仕事の役割が変わるという事は、少なくはありません。海外とのやりとりのある部署に異動となると、即日語学がつきまといます。

自分の意志で英語を始めるのではなく、勉强せざるを得ない状況で始める勉强は大変に苦労が伴い又、苦痛なものです。そして英語に興味がなければ尚更です。今回はそんな方のお話です。

 

想定外の社内異動による突然に迫られた英語学習

 

私は47歳、男性、製造業の宣伝広報の部署で長年に渡り、マスコミや広告代理店等との会社の窓口として仕事に従事して参りました。私は社会人になって英語を勉強する必要が出てきたのは、入社して10年以上たった35歳になった頃のことです。

受験勉強以外の英語は一切触れたこともなく、正直なところ社会人になってからも英語の勉強などしたこともなく仕事も極力海外と絡むことがない職場ばかりを選んできたつもりです。そしてプライベートにおいても一切海外の方と関係なく、英語に触れる事は一切ないのが現状でした。

しかしながら、企業の宣伝広報物に異動となってしまい、必然的に海外とのやりとりが多くなることもあり、最低限でも日常英会話を出来るようにと言う会社からの通達がありました。

正直なところ私のようにドメスティックでしか働いたことのない社員がほとんどだったので、私の様に悩みを抱えている方は多数おりました。もちろん、海外での勤務経験がある方に関しては年齢を問わず全く問題なく込まれていましたが。

またその頃からテレビ会議システムが当たり前に利用されるようになり、残念なくらい簡単に海外の方々とコミュニケーションがとれるようになってしまったのが、英語を身に付けないといけなくなった残念な理由の1つです。

そんなに簡単に海外とのコミュニケーションを取れるようになれば、どうしても英語でのコミュニケーション能力を求められるようになっても仕方ありません。

「信じる者は救われる?」日々英語勉強の始まり

 

私は英語を勉強し始めた時代にレベルはTOEICで言うと250点レベルでした。なんといっても受験には絶対的な自信を持っていましたが、大学入試センター試験も、簡単なヒアリング以外一切実践的な英語に触れたことがありませんでした。

大学に入ってからも全く英語に触れていなかったので受験英語でストップしているというのが正直なところ。当たり前ことながら、突然職場で英語でのコミュニケーションを取れと言われても一切できません。

TOEICも無理矢理受けましたが250点でした。これでは全く仕事にならないので英語を勉強せよと言われましたが、それでも英語を本気で学ぶことには結びつきませんでした。

一旦は最低限のコミュニケーション位のテレビ会議を毎日繰り返しでもできるようになるかなと信じ込んでいました。「習うより慣れろ」と言うのが1番だとよく聞くからです。2日に1度は1時間程度の英語でのコミュニケーションがあったのですが結局は全く英語が上達しませんでした。

半分、義務的にTOEICの受験も行いましたが350点までで全く上達しない状態でした。

これはさすがにまずいと感じ、職場からもかなり責められることになってしまったので、かつ実務上もコミュニケーションを取れないと言うこともあって、オンラインの英会話スクールを受講するようになりました。

合わせて、朝10分、寝る前20分は英語のニュースを聞くように習慣づけるようになりました。正直なところこの程度ではなかなか英語の上達が感じることができないのが現実。またリーディングに関しても毎日英字新聞を15分程度は読むようにしていました。

過去に一切英語の勉強していなかったことを考えると35歳を超えてからかなり取り組んだ方ですが、手段は間違いでした。

そもそも仕事で英語を勉強する必要性が全く無かった

 

私は英語の勉強を始めて、それも35歳を越えてからになります。失敗した1番大きな理由は英語そのものに興味を持っていなかったこと、本当に仕事で必要に迫られていなかったことだとにつきます。

まず勉強の手段として、オンラインの英会話教室を受講しましたが、オンラインだとどうしても自分自身が空いている所しか利用しないことと、さらに緊張感がないのでどうしても集中できなかったことが問題です。

仕事に際しても、周りには間違いなく英語ができる人間が何人もいるので、自分自身がインビテーション取れなくても、仕事が回ると言う状態でした。もちろんそれではいけないことはわかっていながらも実際に仕事が進む以上は緊張感が足りなかったのかもしれません。

本来であれば、オンラインの英会話教室ではなく、英語の友人を作ったり、日々英語でコミュニケーションを取ることを、楽しむようにならなければ、語学としてはマスターできないのではないかと理解しました。

また、英会話教室にしてもオンラインではなく、必ず目の前でネイティブの方と会話するような時間を多く作っていけば絶対に英語のマスターができたと感じています。リーディングに関しても、TOEICの受験目標を決め、リーディングで何点以上と言う目標を決めながら勉強しなければ、どうしてもおざなりになってしまうのが現実です。

単に俺自身も流し読みしているだけでは読解力も単語力も全く身に付かないと言うことがわかりました。実際にリーディングに関しては受験勉強である程度のノウハウがあったにもかかわらず、危機感が足りなかったあまりに失敗してしまったなと。全てにおいて、必要に迫られていなかったことが大きな失敗の要因です。

学習の持続性の継続と英会話をする積極性

 

語学の勉強はなんといっても必要に迫られ、日常的に日々利用することが上達の第一条件になります。毎日、ネイティブの方とコミュニケーションをとること、仕事が終わってからもネイティブの方とコミュニケーションが取れるような英会話教室に通ったり、サークル活動を行うことが1番の上達です。

リーディングに関しては、TOEICやTOFELの目標を定め、一定期間集中して勉強することによって、飛躍的にレベルアップすることにつながります。特に大学受験まである程度勉強していれば、その上がり方も非常に大きいのではないでしょうか。

なんとなく、語学の勉強しようと言う位では誰もがなかなか上達しないものです。仕事であれ、プライベートであれ、語学に関しては毎日利用することが1番の上達方法です。いかに語学を日常のものとして捉え、毎日利用すること。言うはやすしですが実際に実践するのは非常に難しいです。

なんといっても周囲にネイティブの方がいなければ、日々英語を使うことがないからです。私自身も今からネイティブの方々とできるだけ毎日コミュニケーションを取れるような環境に自分をおこうと考えています。年齢は関係なく、慣れることによってまだまだ追いつくことができると考えています。

思いもよらぬ異動で英語を始める事になってしまった製造業47歳男性

✔社内異動による迫られた英語学習
✔「信じる者は救われる?」英語勉強開始
✔仕事で英語を勉強する必要が無かった
✔持続性の継続と英会話をする積極性
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