流暢な英会話の理想を目指し日々の業務に苦労するも勉強中の40代女性

40代英語スピーキング

職場でのコミュニケーションを取る事が英語を始めたキッカケ

 

こんにちは。教育関係で秘書業務に就いている48歳女性です。経理がメインで「英語は要りません」と面接で言われたのですが、実際は業務で必要になることが度々発生。

外国の学会サイトで情報を収集したり、外国の先生方からのメールを拝見したりする際は、翻訳サイトのお世話になればなんとかなっています。

しかし、外国人が所属部署に配属されることになったり、上司が国際会議のオーガナイザーになった暁には英語なしには成り立ちません。

中でも強く英語を学ぼうと考えた理由は、留学生にも平等に情報提供したい、ランチタイムの輪の中に入ってもらいたいという思い。

その時の私の年齢は40歳過ぎたぐらいでしたでしょうか?芸能人の名前も出てこなくなり始めたお年頃。そもそも中学・高校時代の英語の成績は悪く、海外旅行に出かけても単語の羅列とジェスチャーで乗り切るというお粗末さでした。

それでも外国人に対しての恐怖心は全くなく、外国人から道を尋ねられて対応することもしばしばありました。フルタイム契約ですが非正規職員。家事もあり、時間とお金の制約がある中、

どうすれば効率よく英語学習ができるかを模索し、グループ形式の英会話では発話せぬまま時間が過ぎてしまいかねないと思い、マンツーマン形式の英会話教室を探すことにしました。

中1レベルな私の英語勉強法は子供向けアニメから

 

英語の勉強を開始したときは、中学1年生レベル。「is, am, are?わかります。be動詞ですよね!でもbeってなんですか?」という迷宮に居ました。マンツーマン形式の英会話教室で、最初にお世話になったのは外国人の女性の先生。

片言の日本語で話してくれますし、とても優しい先生で、1年程週1回教室に通いました。「あなたはコミュニケーションスキルが高いから、きっと英語を話すことが出来るようになります!」と励ましてくれていたのですが、

ある日先生から「まずあなたは日本人の先生に基礎から学んだ方がよさそうです」と日本人の先生にバトンを渡すと告げられました。

自分の収入が減ってしまうのに、「私が日本語出来ないから何がわからないかをわかってあげられなくてごめんなさい」と、その先生の心優しさに、“絶対頑張ろう!”と強く心に誓いました。

そのバトンを受け取った日本人の先生は幼児英語教育の経験のある方で、中学生の英語から学びなおすという形で懇切丁寧に私に向き合ってくださいました。最初の先生からの申し送りもしっかりされていて、わからなかったことが徐々にクリアになってきたのです。

自ら提案して英語の交換日記をしてもらったり、週1時間だけでは足りないので、宿題を出してもらったりしていました。

英会話教室と並行して、NHKの語学番組も初級者レベルから中級者レベルまでを録画し、子供向けの内容からも意外と学べることが多々ありました。

帰国子女の英語ペラペラな同僚に相談したところ、「息子には小さい頃から“おさるのジョージ”を見せていたよ。あの英語は訛りなくてきれいだからね。音声切り替えで英語と日本語と両方視聴することが出来るけど、

アニメ見ていれば大体想像つくからオススメ!」とアドバイスをもらい、1年録りだめて時間を見つけて視聴していました。

英語の堪能な同僚に頼ってしまい自身の機会を逃した

 

私が英語の勉強を始めて失敗したと感じた理由は、結局外国人と話す機会が生じても、周りの英語が話せる人たちに頼ってしまい、自分は後方に回ってしまうことが続いていると気づいたからです。

職場の人はほとんどが英語が堪能で、文法の間違いを恐れて、堪能な人がいる場所で発話することを物怖じしてしまうのです。

マンツーマン形式の英会話に通算3年程通ったにも関わらず、挨拶以上に会話を発展させられない自分が情けなく、先生の産休をきっかけに教室を辞めました。

きれいな100%の英語を話せるわけがない。そうわかっていても恥じらいが勝ってしまい、近くにいる同僚に助けてもらうことの連続。

皆に言われました、「伝わればいいんだよ」と。でも賢い集団の中にうっかり混じってしまった私の小さなプライドが、人前での発話にブレーキをかけ続けているのです。

折角お金をかけてマンツーマンレッスンを受けたのに…通算で50万近く費やしたのに…と、このまま諦めることをもったいないと思う自分と、これ以上お金をかけたって話せるようになるわけがないと思う自分が葛藤しました。

そんなとき、数ヶ月に数日訪れる他大学の学生が、最初はたどたどしい英語だったのに、流暢に留学生と会話している姿を見かけたのです。

早速尋ねてみたところ、「Skype英会話で毎日外国人と話す機会を作っている」とのこと。再び火がついた私は早速無料体験レッスンを受け、撃沈しました。

早い!聞き取れない!しかし、マンツーマンレッスンよりははるかに安価であることと、隙間時間に自宅で受講出来るので半年ほど継続しました。

そんな私は今も廊下で馴染の外国人とすれ違っても「Hi!」「See you!」程度しか交わせません。なんということでしょう・・・。

尻込みせずに積極的になり話し掛ける心がけが必要

 

日本人の先生は心理学的アプローチで学習計画を立ててくださり、「なぜあなたは英語を学ぶのか」という質問を投げかけてくれました。目標がしっかりしていないと達成感が得られないと。

私は「留学生の日本での生活をサポートをしたい」、「外国人が来室された際、お茶出しと最低限の会話が出来るようになりたい」と伝えていました。

結局未だに上司の前では尻込みしてしまって笑顔でお茶出しして黙礼して退室…という状態です。ただ、どの外国人からも言われることがあります。「英語が話せる人たちよりも、話せなくても一生懸命対応してくれるあなたのことが大好き」と。

会話も成り立たないのに自宅に招いてくれたり、クリスマスパーティ、誕生日パーティーに誘ってくれるので、参加しています。

相変わらずしゃべれない私が言うのもおこがましいですが、英語に触れる時間をコンスタントに持つこと、実際に外国人と話すことが何よりもの近道です。

なかなかそういう機会に恵まれること自体が難しいですが、相手がネイティブならなおさら、拙い私のジャニングリッシュと言われる日本語英語でもちゃんと拾って理解してくれます。

同僚に外国人がいるのなら絶好の環境です。ランチに誘ったり、週末買い物に出かけたりして生の英語を会得しましょう!

流暢な英会話を目指し、日々の業務に苦労する40代女性まとめ

✔キッカケは職場でのコミュニケーション
✔中1レベルな私の英語勉強法はアニメから
✔英語堪能な同僚に頼り機会を逃した
✔積極的になり話し掛ける心がけが必要
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